着物の種類
2017.03.29

袴着物には独特の決めごとがあり、それを知らないと、とても恥ずかしい思いをすることもあります。どんな場所に、どんな種類の着物を着て行ったら良いのか…迷った時のために、着物の種類をチェックしましょう。
黒留袖は、既婚女性の正装と言われています。裾に格調高い絵羽模様(縫い目でも模様が途切れない様に仕立てられたもの)があり、染め抜きの五つ紋がなくてはいけません。結婚式で親族側が着る代表的な着物とも言えます。色留袖は、黒以外の地色の留袖です。染め抜きの五つ紋があれば正装となりますが、三つ紋や一つ紋なら略礼装として扱われます。以前は既婚女性の着物でしたが、最近は未婚女性でも着られるようになってきました。紋の数で着て行ける場所が変わりますから、注意が必要です。振袖は、未婚女性の第一正装となります。成人式の他、結婚式や卒業式といった祝儀の場にふさわしい華やかな着物です。本来は紋付きでしたが、その華やかな柄行きに紋は入れにくいということで、最近は無紋のものも増えてきました。
訪問着は、未婚・既婚に関係無く着られる便利なフォーマルウエアです。格としては色留袖の次の準礼装となります。昔は三つ紋が多かったのですが、最近は一つ紋でも、紋無しでもOK。柄付けで結婚式の披露宴やお茶席、式典などに着て行けます。付け下げは、一見「訪問着」と似ていますが、訪問着を簡略化した着物で、絵羽模様がありません。略礼装となりますので、訪問着よりも少しカジュアルな装いとなります。「訪問着を着て行くには仰々しい」と感じる場所でも、付け下げならOKかも知れません。
人生の節目々々に着られるのが、この色無地です。花嫁の白無垢や葬儀の黒喪服も色無地の一種と言えます。五つ紋の色無地は正装となりますし、三つ紋は準礼装として扱われ、無紋の訪問着よりも格上となります。一つ紋なら略礼装として式典からお茶席と様々な場所に着ていけるので、現代ではとても使い勝手が良い着物と言われています。小紋は、お洒落着や街着とも言われる、とてもポピュラーな着物でしょう。着物全体に繰り返し柄がある、洋服で言えばワンピースのような着物のことで、ちょっとしたお出かけの時に着ます。礼服ではないので、細かい決まりはありませんから、着る人のセンスが問われます。カジュアルに着られる小紋は、本当にお洒落な方が着る着物なのです。
着物を選んだら、それに合わせた帯や小物を決めなくてはいけません。でも、小物にもTPOがあるのです。難しいですよね。小物選びに迷ったら、通販サイトで探すのも良いかも知れません。何と言っても品数豊富ですから、その着物にふさわしい品々を選べます。きっと、装いに合った小物が見つかりますよ!

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